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2006.08.29

さよなら妖精

良いです。
グッドです。


●謎解き
ミステリーなので、謎解きがあります。
あまり難しい謎ではないです。
読んでいる途中で分かってしまうくらいです。
ただ、答えがこんなに悲しい謎解きは、なかなかないです。
読んでて眉間に皺がよってしまいます。



●日本の文化
外国の子が日本の文化について訪ねて、
主人公たちがそれに答える、という場面があります。
が、自分だったらほとんど答えられないものばっかり。
自分が日本の文化をいかに知らないかが良くわかりました。

●キャラクタ
高校生4人(男2女2)+ユーゴスラヴィアの少女(マーヤ)
という構成。
なかなか良いです。
特に、マーヤが帰ってからの4人の態度が、4者それぞれなのがリアリティがある。
4人の、どの人の気持ちもわかるけれど、自分だったらこうするなぁとか考えたりもできます。

●文章
読みやすい文章で、さらっと読めます。
さらっと読ませて、伏線をこっそり入れておく、という作戦かもしれない。

●「哲学的意味がありますか?」
物語のところどころにこの台詞がでてきます。
帯にも書いてある。
一瞬、おやっと興味をひく言葉で、作者も気に入っていただとは思いますが、なんか、なんというか、ちょっとリアリティに欠けるというか、全体のバランスを崩しているような気がします。

外国人がそんな言葉を使うところなんか想像も出来ない、という言葉を敢えて使ってスパイスを利かせたつもりが、ちょっとスパイスの味が濃すぎた、という感じ。
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