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2009.01.09

龍臥邸幻想

年末のことですが、島田荘司「龍臥亭幻想」(上)(下)を読みました。

龍臥亭幻想 上 (カッパノベルス)龍臥亭幻想 上 (カッパノベルス)
(2004/10/20)
島田 荘司

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龍臥亭幻想 下 (カッパノベルス)龍臥亭幻想 下 (カッパノベルス)
(2004/10/20)
島田 荘司

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百年前に起こった殺害事件を引き起こした関森孝という人物が着ていた具足(鎧のこと)
が龍臥亭に眠っていた。
その具足の中にバラバラ死体の胴体や手足を入れよとの指示があって、その指示通りに
すると・・・という話(かなり後半の方までの内容ですが)。

やっぱり島田荘司は起こるはずのない怪異の書き方がうまいです。
今回の話も、とくに後半で次々にとんでもないことが起こります。
どう考えても起こるはずがないのになーと思考をこねくりまわしてもわからないものが、
最後の謎解き部分でいっせいに明らかになる。さすがです。

ただまあ、この話は正直、真相がちょっと無理やりな感じもしました。
謎解き部分も、普通の謎解きとちがって・・・・・ですし。
それでも、起こるはずのない怪異のおどろおどろした雰囲気と衝撃がものすごいので、
多少ご都合主義でも、論理展開に無理があっても許せてしまうのです。

ここを許せるかどうかは、好みによると思います。僕は、多少こじつけ気味の真相で
あっても、事件のインパクトを重視したい派。
地味な事件を、かっちり論理的に破綻がなく解決されても、あまり興奮を覚えません。

そうそう、この本では、御手洗潔と吉敷竹史が協力してナゾを解く(一部ですが)という
のが売りのようです。が、僕は残念ながら、吉敷竹史が出てくる話をこれまで一度も読んだ
ことがなかったので、さしたる感慨もおぼえませんでした。

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