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2009.01.15

子どもの肖像

「子どもの肖像」という写真集&詩集を図書館で借りてみました。
詩:谷川俊太郎  写真:百瀬恒彦 です。

①百瀬さんが子どもの写真を撮る
②撮った写真を見て、谷川さんが詩をつくる。
③その子どもの5年後の写真を百瀬さんが撮る。

という手順で作成されています。


谷川さんの詩が秀逸です。
写真の子どもの表情や特徴を的確にとらえていて、
「ああ、なんとなく、わかる!」と思ってしまいました。

たとえば、ある子どもの肖像には、次のような詩が添えられています。
最後の行がすてき。


「なくぞ」

なくぞ
ぼくなくぞ
いまはわらってたって
いやなことがあったらすぐなくぞ
ぼくがなけば
かみなりなんかきこえなくなる
ぼくがなけば
にほんなんかなみだでしずむ
ぼくがなけば
かみさまだってなきだしちゃう
なくぞ
いますぐなくぞ
ないてうちゅうをぶっとばす





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2006.09.22

生協の白石さん

生協の白石さん 生協の白石さん
白石 昌則、東京農工大学の学生の皆さん 他 (2005/11/03)
講談社

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白石昌則「生協の白石さん」読破!

生協の質問コーナへの投稿に、生協の白石さんが答える、という形式
の質問&回答集。

白石さんの回答がとても切れ味がよくて、面白い。
帯にも書いてある、「(生協に)牛を置いて!」なんていう、
ふざけてるとしか思えない質問にシャープに、面白く、しかし礼儀正しく答えてゆく。

ブログのコメントなんかにも、こんなふうに切れ味の良い回答を返したいものです。

尊敬です、白石さん。



2006.04.28

セロひきのゴーシュ

「セロひきのゴーシュ」作:宮沢賢治 絵:茂田井武

これは、いいですよ。

きっかけは、BS2で、絵本の紹介の番組があっていて、
ゴーシュが一人で聴衆のまえで弾く場面の紹介があって。

ひと目で引き込まれて、すぐ買ってみたのです。

テレビでも言ってましたが、絵が文章に負けていない。
ほんとにそう思いました。すばらしい絵です。
この絵を観たいときに観れるだけでも、買った価値があるというもの。


もちろん、文章もすばらしい。
ゴーシュの家にやってくるどうぶつたちと、ゴーシュのかけ合いが楽しい。

ねこなんて、頼まれたわけでもないのに、まだ半熟のトマト(しかもゴゴーシュの畑の)をもってきて、最初に言う言葉が、

「ああくたびっれた。なかなか運ぱんはひどいやな。」



なのだ。しかもこうつづく。

「なんだと。」
ゴーシュがききました。
「これおみやげです。たべてください。」



勝手で、えらそうで、奔放で、でも憎めないやつ。
こういう人いるよなぁとか思ってしまった。

てなかんじで、くる動物くる動物が、特徴あって、楽しい。
ほんと楽しい。
にこにこしながら、ときには声をあげて笑いながら読みました。

宮沢賢治と茂田井武の出会いに、感謝。








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